実演2回目のРах2

 ぷんかのとこで、法学部生はノートを取るのが速いとか書いてあった。確かに、よく見ると速い人多いな、納得。一方で、録音機を持ってきてる人がゐた。もっとも身振り手振りは首の下−斜上運動だけで、板書は絶対量がごくわづかなれば録音するのは効果的でせうな。理解できんとこがあったら繰り返し聞いたらええわけやし(実際アンタンレールで理解できへんことは結構ある)。この後ピアノを弾いて、こてかんへ行ってって感じ。さういへばDvorzaakの曲のB.16Xは名曲が多い。B.161、B.163、B.166、B.168、B.169はどれも名曲。正直これ以外全部捨てたとしても、僕の中では、並の有名作曲家程度の評価はできる。最近の大発見はやっぱりB.161「poetickee naalady」。全部演奏すると1時間にも及ぶピアノ小品集で、名曲揃ひである。歴史に埋もれたのが謎。夕方Livre 1erで立ち読み。なんか駅名に関して色々文句を言うてる本ハケーン。ただ関東中心なれば西の方も出してほしかった感じか。兵庫県でも疑問のある駅名は多数ある。大阪−姫路間のCJ駅に限定しても、尼崎・甲子園口・甲南山手・灘・三ノ宮・神戸・新長田・鷹取・朝霧・西明石・魚住・東加古川・曽根があがる(他に微妙なものもあるが)。灘に至っては灘高校から5.0kmも離れてるし、おかげで駅周辺は灘地区の西の外れでありながら(灘地区の中心部は当然東灘区)灘区を名乗ってるし。CJ以外でも、須磨区妙法寺(当時)に作られて名谷の集落から3.5kmも離れてゐる名谷駅(神戸市営地下鉄)とか、結局語源は神戸の西の中央・南といふだけの西神中央駅・西神南駅とか、ネタが多いでつな。一度まとめてみたいところではあるが。この後駒場に帰って、NHKサールに向かふ。まず色々アフィーシュを眺める。なんかЧайковский交響曲・ピアノ協奏曲全曲演奏とかやるみたいでつな。交響曲は2番だけ未だに実演で聴いたことがないため、この機会を逃さざるやうにしたい。あと何故か今年はЧайковскийが多いみたいでつな。理由はあるんやらうか...で、コンセールの方は、前半はSchumannのチェロ協奏曲。退屈なだけの曲。まあなくてもいい。後半はРахманиновの交響曲第2番。世界最後の、後世に残すべき交響曲(あくまで僕の独断と偏見)。いや、トロンボーヌが全然だめでつな。トロンペーテもまあ駄目やけど。第3楽章のクラリネットのソロはなかなかよかったけど、一箇所音を外したのが玉に瑕。指揮者はまあ普通ってとこか。この曲は、演奏によっては涙を拭くためのムショワールが必要になるが、今回はぎりぎり必要なかったってとこか。