3年ぶりの上京

 3年ぶりに上京する(当然ながら平安京へ行くこと)。ちなみに僕の家から京大は遠い。同じ近畿地方でもかなり遠い。小田原・大月・本庄・下野市茨城町・鹿島といったところから東大の本郷まで行くやうなもの。朝早う起きて、京都明石線の新快速で京都塩小路まで行く。大阪と京都って意外に遠いね。明石−神戸の倍の距離あるから当然か。片道で1530円も払はなあかんけど、まあその分朝の時間を節約できるわけで仕方ないかと。京都塩小路から、東大路→北大路行のビュスに乗る。正直、とろい。四条通に行くまででもえらい遠いがな。あとどうも清水寺へ行く人が多いのか、五条や松原で結構降りていった。ちなみに京都の市内交通といへばビュスのイマージュがあるが、これは観光客などよそ者の間での常識であって、京都の人達はあんまし使はへんらしい。で、一条まで行って、かつての憧れの京都大学の門をくぐる。で、primesを探す。3年以上逢うてへんから(それも1回しか逢うたことがない)顔分かるかどうか微妙やったけど、分かったっぽい。顔も何となくあの時の彼やし、喋り方とかもそのまんま。で、S君って人を紹介される。中近東の歴史や哲学に異常に詳しう、文書を原典で読む必要性からLatinaやΕλληνικάなどを学び、これからコプト語(古代مصرの一部で使はれ、今でもキリスト教コプト派の教会で使はれてるらしい)を学ばむとしてゐるらしい。日本で使へる人がゐるのかどうか疑問に思ふかもしれんが、武蔵国足立郡の某塾へ行けば学べるらしい。ちなみにS君は下総国葛飾郡から来たお上りさん(要するに僕とは逆)。いや、これはこれで濃い人を見つけた。でもあるサークルの現会長の0.5〜10倍程度の濃さなれば想像可能な範囲ではある。で、7人ほど集まったところで京大の中央食堂へ行く。僕以外は全員京都の大学2年生。今回は言語学ゼミの名目で集まったため、早速開始。primesが発表。なかなか調べてますな。といふより、言語学統計学が結びつくのは面白い話である。途中で議論したり脱線したり、まあ色々。発表終了後、雑談&昼食。なかなか濃い面子が集まったやうで。S君は一際異彩を放ってたけど、他の人たちもなかなか。あと全員合はせたらいったい何ヶ国語やってるんやって感じ。Suomiやसंस्कृतをやってる人もゐるし。でもこてかんの0.5〜1.5倍程度の濃さ、と考へると普通か。雑談後はS君がEsperantoについて話したり(Esperanto中欧で結構使へる人が多いらしい)、色々。で、5時前に解散。雨の中出町柳まで歩き、京阪線K急行→大阪京橋→空港線各停→曽根崎梅田→京都明石線新快速→明石と帰る。K急行はテレビヴォワテュールに乗る。郵政民営化否決で解散でつか...売国奴の公約通り「自民党がぶっ潰れる」ことになるんやらうかな...