また神戸に行ってきた

 神戸方面にでかける。京都明石線の新快速に乗り、生田神社で下車。で、八幡行ビュスに乗り換へて熊内6で下車。神戸市文書館を探す。場所調べてなかったが故に結構遠回りしたら、閉館とのころ。無駄足でした。で、北野へ行かむとす。三宮行ビュスに乗って、生田1:新神戸オテルオリヤンタル前で下車。で、北野村方面へ歩いていく。前みつけたレストランに入るも、人大杉で13時まで待たなあかんとのこと。で、暇つぶしにでかける。まづはDanmark館に入る。中は...海賊の説明と展示で終始してる。期待外れでつな。で、このあとぶらぶらしてると妙な人をハケーン。その人の目を見てそのインスピラシオンから言葉を書くらしい。で、ためしにやってもらふ。「どっから来ました?」「明石からです」「私は三木からです」とか、「大学生ですか?」「はい」「偉いですね。大学行きたくても行けへんかったもんで。」こんな感じで会話する。で、出来上がった作品はこれ。「狭い日本の ちっちゃな 常識なんかに 縛られず すべての物事、 Franciszekは Franciszekの 哲学で 選び 決めて ゆけばいい。 誰が何と 言おうとも Franciszekは Franciszekなのだから。」なかなか個性的な字で書いてくれる。いや、一目見ただけでここまで僕の性格を見抜くとはすごい。一度やってみたらどない?神戸の裏の北野に行ったら。で、レストランに戻ると並ぶ人大杉。裏通りに面してゐてレストランであることが分かりにくく、隠れ家レストランのやうなイマージュがあったけど全然違ふっぽいね。で、仕方なく坂を下りてロシア料理店で昼食を取る。「黒パン」を食べてみた。なかなか香ばしくて美味しいけど、あんなに水気のないのは辛い。で、さらに坂を下りると地下鉄北野長谷線の生田神社駅。ってことで長谷行各停に乗って坂本へ行く。ここの神戸坂本図書館でしばらくこもる。いや、ここは本が多いでつな。幻の停留所「六十丁」の位置が分かったし。神戸市および周辺(都市部のみ)の昔の区分地図もある。あと、兵庫県では「〜やってやね」とかいふ表現をよく使ふ。僕はここでの助動詞「て」を進行形に近い意味で捉へてゐたが、実際は尊敬の意味らしい。これは知らんかった。実際進行形でない意味で使はれる場面に遭うたことがあるけど僕は意味が分からんかった。最近は各地からの移住者が多く、兵庫県の言葉も近畿語の他の方言に相当犯されてゐる。夕方まで時間をつぶした後は相生町まで下りて、京都明石線新快速で帰る。帰りにジュンク堂明石店に寄る。なんか右寄り(世間一般を基準)の書物が多く出てますな。見てるとある意味勉強になる。中に、植民地時代に生まれた台湾人の書いた本があった。台湾は基本的に親日らしい、といふか戦前の日本のやり方を肯定的に見てるらしい。また、日本の植民地時代からゐる人達は親日で、中国国民党とともに戦後渡ってきた人達は反日らしい。よって70台以上は親日、国民党の教育を受けた中年層は反日、汚染された似非日本文化を好む若年層は親日といふ奇妙な構造があるとか。で、その人も親日派で、ある本には「真実を知らずして、安易に謝罪してはならない」みたいな帯がついてた。「日本に支配された民族」な分説得力があるといへばある。