市町村の定義に再考

 最近市町村合併で、田舎が次々と市になっていく。兵庫県の場合、町は最終的に猪名川・稲美・播磨・多可・福崎・市川・神河・太子・佐用・香美・浜坂温泉だけになる。ただこれらは、多可・神河・佐用・香美・浜坂温泉を除いて、兵庫県の中でも田舎の方ってわけではない。合併から取り残されてるってだけである。故に、市町村そのものの定義を見直して根本から直してはどうかと考へた。人口5万人以上の連結人口集中地区を抱へる場合にのみ市となることを認める。すると面白い。兵庫県に、人口5万人以上の連結人口集中地区は6つしかない。神戸・阪神、明石・加古川、姫路、名谷妙法寺鈴蘭台、三木。これだけ。あとは西神ヌーヴェルヴィルが惜しいところやけど。それでも大正以前は神戸・尼崎・西宮、姫路、明石しか市がなかったわけで、それより多いのは明らか。でもそれで然るべきだらう。で、僕の理論に従ふと、神戸市西区神出町は「三木市神出村」または「明石郡神出村」と名乗ることを余儀なくされる。神戸市西区岩岡町は「明石市大久保区岩岡町」となる。まあ近日中にまとめてレゾーにあげる予定。