津名郡育波村まで行った

 出かけてみる。ビュスで明石へ行き、明石港方面へ向かふと、明石港の人が何やら急かす。岩屋行の船がもうすぐ発車らしい。といふことで乗り込む。今回はしはく号か...まりーぬふるーる号とは違ひ、上にあがることはできざる上にテレビもなし。外もちょっと見にくい感じか。で、岩屋につく。もうここは津名郡淡路町ではなく、淡路市。岩屋から志筑まで、かなり広い。たまたまそこにゐた郡家経由志筑行ビュスに乗る。といふか今日は実は神戸に行きたいため、神戸へ行くビュスにうまく間に合ふやうに計画を組むため、育波まで行くことにす。で、ビュスが発車する。岩屋の町は寂れてはゐるが結構広い。この広い岩屋の町を抜け、松帆の浦を過ぎると萌え区間になる。約8kmに渡って、山と海に挟まれて人家疎らな状態が続く。野島断層で有名な野島地区の中心村落:蟇浦村(超難読:今日始めて読み方を知った)にきてからだいぶ市街地になる。僕の降りた育波村ぐらゐまで市街地は割と連続してますな。しばらく育波村を歩く。普通の村。向かうを見るとはげ山の島が見える。これは家島のやうなり。さらに遠くにかすかに見える陸地は小豆島か?コンパ持ってこなよう分からん。それにしても結構高原状で農地がかなり広大に広がってゐる。山と海に挟まれた狭い地域と思うてただけに意外。で、高速育波で神戸行ビュスを待って乗る。途中に大阪行が来るけど無視。次の仁井までは割とすぐ、といふかここで既に太平洋が見えたのが不思議。やっぱり東西は細い。次の浦では完全に太平洋上。この後岩屋にも停まって、明石海峡大橋を渡る。渡るのは7年半ぶり3回目なり。7年半前は曇りで、対岸が全く見えず、空の中に突っ込んでいくやうで面白かったけど、今回は対岸が普通に見えた。いや、いかに急勾配かよう分かる。舞子で一度停まったけどあまり降りず。明石方面へ行く人は少ないやうなり。次の神戸で殆ど下車。この後ジュンク堂で立ち読み後図書館へ。都市交通年報をあさってみる。で、家に帰る。さういへば朝青龍が優勝したやうで。すごいでつな。といふより日本人ゐなさ杉。