金曜日はまだ生きてます

 金曜日は今学期唯一の一日2コマの日やったりする。微分幾何は完全に前の続き。共変微分の基本性質について延々やる。午後も前回同様か。まだまだついていける。講義中、M教授が面白いことを言はれた。「f(x)=yと書くより(x)f=yと書いた方が日本語を母語とする者にとっては自然なんやないか」と。言はれてみたら納得、といふよりこの方が合成関数とかはかなりすっきりする。終はった後、3年の(わ)とF君に遭遇。(わ)は計算数学で円周率ネタで何かやるとか。まあ頑張ってくれ。で、F君に、今学期は週5コマやと自慢したら、「自分は月6コマぐらゐやった」と返された。すごい。で、殆ど優か良が来たとか。すごいな。N教授の複素解析で優か良を取るのはなかなかすごいと思ふが(講義だけやと単位を取れるだけでもすごいけど、N教授の著書があるおかげでみんなある程度理解ができるけど優をとるのは至難の業といふすばらしい講義)、何と僕らの時と試験問題が殆ど同じで、過去問があるおかげで皆さん結構好成績が取れたらしい。このあと図書館に寄ってSzopenのMazurka Nr.27(op.41-2)をコピー。さういへばこの夏休み、Nr.11(op.17-2)を弾いてみたけど太田胃散並に簡単やったのを思ひ出す。さういへばMazurkaといふと世間では専らSzopenのイマージュが強いけど、僕的にはDvořákの方が質が高いと思ふ。ピアノ独奏のMazurkaはたった6曲しかないけど、3〜5番の3曲は国宝級の傑作。歴史から消し去ることは犯罪同然の珠玉である。弾いてみたいけど安値での楽譜の入手が困難、といふより方法を知らず。この後帰る。麻生で降りたら、なんか不自由非民主党が陣取ってた。石原宏高が来るとか来んとか。