ゲルマン魂 & 希学園

 昨日Brucknerを聴いててふと考へた。どうもドイツ系の曲は、完成度が高いやうに見えるけどあんまし好きになれへん。なんでやらうか、、、と考へたら、おそらくそれはゲルマン魂にあるんやらうと結論が出た。欧州3大民族といへばラテン・ゲルマン・スラヴやけど、おそらく本来の日本人にとって一番異質なんはゲルマンやと思はる(ただ現代日本人はラテン風味似非ゲルマン魂に汚染されてるから、スラヴが異質になってるかもしらんが)。ってことで、日本人が洋食を食うてるやうな感じになってまふわけやな。まあドイツ音楽=最高級の洋食ってとこか。まあゲルマンというても世界に冠たるドイツから鬼畜米英まで色々あるわけで、ドイツ以外のゲルマン魂も見ていくことにす。北欧のゲルマン魂も確かに異質。でも、その奥に日本人と通ずる神道的な精神を読み取ることができることがある。そこを前面に出した曲はすごい気に入る(Griegのピアノ協奏曲が一番の典型例)。イギリスも、その精神が少し生きてはゐるが、ゲルマン魂がそもそもさまになってへん。似非ゲルマン魂に、中途半端に神道的な精神がいきづいてたって何にもならん。アメリカになるとその精神すら失はれた、単なるラテン風味似非ゲルマン魂になる。あと今日テレビに宗教法人希学園が出てましたな。宗教法人浜学園から分離独立した話は近畿地方ではあまりに有名やけど、当初はあんな小規模やったとは知らんかった。で、関東に進出したとか。現時点では、関東での希学園≒近畿での四谷大塚ってとこなんかな(四谷大塚が名門塾の一つであることを、僕は関東に来て初めて知った)。