えらい賑やか

 行きし、五反田付近を通過中電車が急に止まった。なんか、人を撥ねてもたらしい。自分の乗った電車が人を撥ねるとは初めてやな。で、17分後運転再開。その後は延々ノロノロ運転。昼はanoでチェコ風リゾットとかを食うてみる。リゾットといふよりはむしろピラフ・オ・プレ。帰りトゥール・ド・ディスクに寄ってみる。PaderewskiとかБорткевичとか明らかにヲタしか手をつけへんやうなのを買ふ(ちなみに僕自身もよう知らん)。あと万福寺でメトロノームを買うてみた。あったら何かと役にたつかもしれへん思うて。今日のスュペールピアノルソンは4人でやってた。講師Торадзе、伴奏役、生徒2人(交代で指導、空いた方は譜めくり役)。えらい賑やかやな。うち2人がイタリア人で場所がイタリアなことからとりあへずイタリア語を使へと小一時間問ひ詰めたいけどそれはさておき、なんか一つのフラーズを両手で分けて弾くのは難しいとかどうのかうの言うてたな。それは納得。去年、Dvořákのpoetické náladyを買うてちょっとずつ弾いてるけど、一つのフラーズを両手で分けて弾かす指示がやたらとある。故に結構混乱する。かというて両手で分けずにとなると弾きやすうなるかといふとどうかは分からんが。どうもこの指示は楽譜(全音版)特有のもののやうで。ちなみにPeters版(selská baladaとfuriantが収録されてある)にはそんなものは殆どない。それにしてもЧайковскийのピアノ協奏曲第1番のピアノ2台版は貧弱やな。冒頭の伴奏が貧弱すぎるのが最後まで効いてるってとこか。