崩壊 & テモワン循環

 朝は前やった血液検査の結果を取りに行った。また「1年後再検査」です。前より数値は良うなっとったけど。で、ひたすら新人セミネール用の書類作り。自己紹介用(昨日済んだ)とCDE報告集用があるんやけど、今後者を書いとうとこ。まあ2次元の結び目・組紐を定義して1パージュ使うて、あと適当に埋めたら1.5パージュ程度になった。英語は極力使ひたうない、かというて他外国語やとふざけとうとみなされる危険性あり、ってことで極力日本語を使ひながら(isotopieを同位、espace fibréを繊維束って書いたり、)。まあもうちょっと何か埋めるか。午後は位相幾何学に出る。fibrationとかやったけど、fibre束ほどではないにしても結構条件きついんやね。非自明なsurface tresseでも条件みたさへんし。4限の集中講義は崩壊。諦めます。まあ、締切4日遅れでも履修届受理に成功したkiya2014が生き残れることを祈る。帰り、SAPIOを立ち読み。小林よしのり氏が嫌韓流を批判しとったな。プロの漫画家としての誇りがあるんやらうか。と思うたら、Kmdからテモワンがきた。それも、回ってくる途中で誰の手に渡ったかがあからさまな状態で。


〔指定型テモワン〕のレグル
廻してくれた人から貰った『指定』を『』の中に入れて答える事。
また、廻す時、その人に指定する事。

指定内容‥「数学」

・最近思う「数学」

正直、まだまだ先が長いと思ふ。代数と解析は学部3年時点でかなりサパーリやし、
幾何も最先端に触れれば触れるほどとても理解不能に思へてならん。

・この「数学」には感動!!

微分形式かな。積分記号の中身がいはゆる「微分形式」なんやけど、
本来これはベクトル場の双対として得らるるもの。これが結構色々楽しいことをやってくれる。
でもやっぱり「∫_X dw = ∫_∂X w」につきるかな。
これに対して、X=[0,x]、w=fを代入したのが微積分学の基本定理。

・直感的「数学」

結局のところ、「集合をいじくる娯楽」やないの?集合に対して、
演算を入れて代数的に見たり、位相を入れて幾何的に見たりしとうだけやないかな?
もし他の自然科学が数学を必要とせえへんかったら、数学なんてただの娯楽。
それにしても、趣味にするにもニヴォーが高すぎるのが痛い。

・好きな「数学」

僕にとって一番直感が働くのが幾何やし、幾何が一番性に合ふ。
特に、切ったり貼ったりが(あんまし代数的にやるのは性に合はん)。
最近はやっぱり、4次元の中の2次元。

・こんな「数学」は嫌だ!

とりあへず、論文の殆どが英語で書かれとうんは嫌。
別に数学に限ったことやないけど。どうも、英語による鬼畜米英の文化植民地化に対して
危惧を抱かん人が大多数っぽいから問題ないんやらうけど。
あと単純に数学に関しては、解析色ou代数色が極端に強いものは嫌。
解析は結構向いてるやうにも思ふけどどうも拒否感を覚えるし、
代数は拒否感は覚えへんけどどうも苦手なやうな気がして手が出えへん。
とか言ひながら、K教授のとこは代数色結構強いです。

・この世に「数学」がなかったら?

自然科学の基礎は哲学になる。自然現象が全て哲学で記述されるやうになる。
で、小学校から高校まで哲学が国語と並ぶ必修科目になる。
多くの生徒が哲学で苦しむ(おそらくは現代における数学以上に)。
さて、どこまで記述できるんかは僕も想像できひんけど。

・次に回す人(「指定」付き)

FABER「特定アジア
ぷんか「ロシア」
まきやまけんたろう「確率」
harapeko「ロマン派」
ヴァリア「人生」

これでどないかな。ヴァリアにはこの前のお返しってことで。