横綱1人・大関0人

 大相撲3月場所が昨日終はった。結果はいつも通り。あの小柄な横綱が危なげなく大柄力士に勝っていくのはさすがやなと思ふ。星取表を見ると...他力士は最高でも11勝でつか。まあ12勝もゐるけど、ほぼ平幕相手に12勝やからあまり意味なし。あれを見る限り、横綱1人・大関0人・関脇4人やな。まともな大関が出てきて欲しいものなり。さういへば、新聞にこんなことが書いてあった。ある力士曰く、「思ひ切った手で横綱に勝つと、稽古の時の報復が怖い」とのこと。これがほんまやったら、今の角界がおかしくなってるんでせうね。横綱であっても、相手は自分にどないしてでも勝つつもりで土俵にあがってることを承知の上で、自分も土俵に上がってるわけで、報復するのはおかしいし、それを恐れて本分を忘れる他力士もおかしい。むしろ弱い者が強い者相手に、意外な手で勝つことがたまにあるからこそ、相撲に限らずスポールの面白みがあると僕は思ふんやけど。