さらに分析

 選挙結果をさらに分析してみた。自民党が票を伸ばしたのは明らかやけど、社民党が密かに票を伸ばしてゐる。どうも日本では、http://www9.big.or.jp/~cumy/sayoku/ichi_2.shtmlの下の方に出てる民社党の悲劇のやうな現象が起こってるやうなり。結局与党に対して何でも反対反対と唱へてれば票は減らへんといふわけ。あとは、リオカリでもカリオリでもなく社民党はオムリだと言うてるやうに、自民党並に分かりやすいことか。フェミニストを無駄に意識する点でも自民党と同じ。ちなみに世界経済共同体党は、前回の2倍以上の票を獲得してゐる。これは大躍進だらう。あと兵庫県に関して比例票を細かく分析してみた。カルト政党を両端に配置することにして、公明党から共産党まで分析。公明党兵庫区・長田区・尼崎市で強い他、高砂市でも非常に強いことが判明した。それで10区は創価学会の応援する候補が全勝するわけやな。他は播州一帯でやや強め。一方宝塚・芦屋を中心に阪神間は弱い。あと但馬も弱いか。おそらく阪神間の学会員を兵庫と尼崎に集めてゐるのだらう。自民党は、意外にも都市部でも農村部でもバランス良く支持を得てたりする。淡路市を中心に淡路島で特に強く、但馬でも強いが、阪神間での強さが目立つ。一方弱いのは公明党の強い地域。他、加古川〜姫路にかけての沿岸部も弱い。新党日本は、宮本一三の地元南あはぢ市で異常に強い他はだいたい全国同じ。ただ相生市あたりでは弱さが目立つ。民主党は今回意外にも農村部で強かった。特に強いのは丹波地方と西播磨南部。農村部というてもそこまでの田舎でもないとこやけど。新興都市部と西播磨全体でも結構な強さを見せたけど。一方弱いのは淡路島と神戸都心。西宮や尼崎でも割と弱かった。都市部と保守地盤で弱かった、ってとこか。社民党は土井・中川の影響が残ってるからか西宮と宝塚で強かった。その一方、共産党に流れた兵庫区・長田区および農村部ではぼろぼろ。共産党は神戸と尼崎で強く、播磨の農村部と淡路島南部で弱い。