Griegの室内楽曲

 Griegの室内楽曲を色々聴く。弦楽四重奏曲第1番なんかはまあ悪うはないかなと思うたけど、やはり2歳年上のDvořákとの間には越えられざる壁がある。Dvořákの12番よる少し下ぐらゐの魅力か。他を総合しても、割と駄作。といふより、Griegの魅力は冷たさにあるんやけど、弦楽で冷たさを持たすのは無理かな。同じ主題でも、ピアノやと結構気に入るけど弦楽やとさほどでもない。といふより僕の好きなGriegの曲をいくつか並べてみたけど、結局は「ピアノ曲」と「オケにピアノっぽい響きを持たせた曲」になるみたいやな。ピアノにオケっぽい響きを持たすLisztとは結構好対照かも。さういへば確か昨日やったか、本町田村で大事件があったそうな。結構近くなだけに気になる。