Furtwänglerの交響曲第3番、日本初演

 まづ学校へ行ってピアノを予約。秋休み中やからか、予約受付開始から2日たっても予約できる。まあ冷房ないってのも原因の一つやらうけど。で、駒場から各停→永福北→急行→吉祥寺→神田連雀線快速→荻窪と乗る。吉祥寺での乗換の時、線路別複々線にちょっと迷うた。明石と一緒やのに。手前側が各停と地下鉄直通、向かう側が普通やけど、どっちでもええねんな。結局普通側のケーに行って快速に乗った。待ち合はせ場所の東口へ行く。今日は新入会員のS君@独協大が来るらしう、逢へるかどうか心配やったけど、逢へました。っていふか、実は10分ほど、僕と2mほどの距離のとこにをったっぽい。集合時間ぎりぎりぐらゐにみんな来て、杉並公会堂まで歩く。ちょっと遠回りしたけど無事到着。えらいきれいなとこやな。今年6月にできたらしいけど。今回のコンセール、オケが東京フルトヴェングラー研究会管弦楽団といふ妙な名前。席は自由席。一曲目はBeethovenのLeonore Nr.3。Furtwänglerの精神を復活さしたいといふ気持ちは伝はらんこともない。音が分厚め。で、二曲目が今回のプランシパルであるFurtwänglerの交響曲第3番。初めて聴く曲やけど、、、正直「重杉」。重厚長大とはこの曲のことを指すんやらうか。重々しい音を80分ぐらゐ聴き続けて、かなりきつかったです。さういへば今年の「音楽の友」のアンケートで、Brucknerが嫌はれる作曲家Nr.1に見事選ばれたけど、Furtwänglerの交響曲第3番はBrucknerの世間一般に嫌はれる要素を、全て何倍にも持っとうからすごい。少なくともこの曲は、Bruckner(ロマンティックなどを除く)を聴いて「簡潔」とか「軽快」とかいふ感想を持てる人やないとついていかれへんな。Furtwänglerが作曲家としてもっと知名度あったら、嫌はれる作曲家Nr.1に軽くいけるかもな。でもこんな重々しい曲を実演で聴けたのはなかなかええ経験でした。帰りは逆ルートで駒場へ行って、S君に駒場の会室を案内。Борткевичのピアノ協奏曲第1番第1楽章を聴かしたった。なかなか気に入ったっぽい。