総理交代

 安倍新内閣が発足したらしいね。兵庫県発の大臣は柴犬のみ。兵庫県は、去年の選挙で自民公明が完封したから、1人ぐらゐ出てくれな困るけど、柴犬ですか、、、で、小泉長期政権はとりあへず幕を下ろしたわけですね。前任の森氏とは違うて支持率は高かったけど。それにしても、森と小泉、どこであない支持率分けたんやらう?森氏の低支持率の原因は、「密室で決まった」「失言多し」の2点と思はる。前者に関しては、突然当時の小渕氏が倒れたってことで仕方ないとしか言ひやうがない。後者に関しては、、、やっぱり失言の代表は「神の国」発言やらうな。僕は正直全然問題発言やないと思ふけど、マスコミが一斉に煽って問題発言とされて、見事に支持率低下に繋がった。神の国発言が如何に本来問題のない発言かは、http://www9.big.or.jp/~cumy/sayoku/nini_17.shtmlに詳しうかかれてある。「間違い1〜3」はともかく、「間違い4」には皆さん納得していただけると思ふ。神の国以外の問題発言でも、マスコミは結構騒いだ気がする。で、小泉氏はどないかいうたら、、、彼も問題発言を色々起こしてきた。でも、マスコミは割と静かやった。結局両者の違ひは、マスコミをうまいことコントロールできたかどうかってとこで出てくるんかな。さらに言うたら、国民の支持率はマスコミが決める、というても過言やないかも。で、小泉氏の業績を振り返る。日本のアメリカ化、侮日国(アメリカ)への必要以上の隷属と親日国(イラク)へのあまりにあっさりとした裏切り、強い指導者を装ふための靖国神社利用。こんなとっか。小泉改革は、アメリカから送られた手紙にそのまま書いてある内容やといふからすごい。手紙の内容に旧田中派潰しを絡ましたんが小泉改革やらうな。イラク裏切りも、まあ結局仕方ないいうたら仕方ないことやったかもしれんけど、あそこまであっさりアメリカのイラク侵略を支持するのは如何なものかと。日米同盟が危うなる寸前まで態度を明白にせえへん、っていふ選択肢もありには思うたけど(もちろん、イラクにつくなどそれこそもっての他。アメリカを敵に回したら怖い、といふのが唯一の理由)。ちなみにイラク大統領のサダムは、湾岸戦争の時、多国籍軍に攻められても日本が助けに来てくれると信じとったといふ噂がある。アホとしか言ひやうがないけど、それだけ親日感情が強かったといふことであらう。あと靖国も、イマージュ作りのために利用といふのは明白。だいたい首相就任以前は特に靖国参拝派でもなかったらしいし、8月15日参拝を公約しときながら常にその日を避け続けた点から見ても戦没者追悼の意味は大してないやうに思ふ。まあこんな風に罵倒してみたけど、拉致問題を進展さしたことは評価できるかな。で、次の安倍氏はどんな路線になるんやらうか?親は中東外交を重視してきたらしいけど、それを引き継ぐんやったら結構支持の要素になる。まあしばらくやらしてみな分からんか。あんまし期待せえへんけど。アメリカとはせめて1:4ぐらゐの態度で出てほしい。